東京六本木・乃木坂”笠井幹男ボーカルスタジオ”

笠井ボイストレーニング教室

笠井幹男のスペシャルレッスン

鉛筆一本でふしぎ変身

 ことばの歯切れが悪く、声の通りが良くないのですが、どうすればいいのでしょうか、という問い合わせがよくあります。

 これは、声のひびきが前に出ていないので、切れが悪いのです。ひびきが前に出ないというのは、息にパワーがないのも一つの原因です。しかし、パワーがなくとも、のどがよく開いていたり、舌の先がよく回り、唇の筋肉が小さな動きでしっかりと動いてくると、小さな声でも通りのいい声になります。

 そこで、鉛筆を小道具にした簡単なトレーニングをお教えしましょう。角が六角になっている(円形ではなく)鉛筆を唇の先にくわえます。上下の唇を横にチーズということばをいうつもりで、あまり力をいれずに左右に引きます。ふだんの唇の形でいいのです。そして、唇の先に鉛筆をくわえます。唇の両脇は、少し開いています。この状態でことばを発音するのです。今までと同じ力の入れ方では、はっきりとひびきません。いつもより声のピッチ(高さ)を上げ、大きな声で、ゆっくりとはっきりと発音してください。

 歌詞を読むもよし、新聞記事を読むもよし、また、日常会話をしてみて下さい。唇に口紅が塗ってあったり、濡れていると鉛筆はすべって落ちてしまいます。歯でくわえてはいけません。鉛筆の位置は、歯の前にあるのです。唇を前に突き出したり、口の中に引いてもいけません。いつもの唇の形で、その中央に軽くくわえるのです。この形ではっきりと発音し、それから鉛筆をとって同じ言葉を発音して下さい。軽く唇が動き、頭で考えるより先に口が動いてくるのがわかります。と同時に通りのいい声になっているはずです。

 歌を歌うときも、鉛筆をくわえたままで歌い、鉛筆をとると軽く唇が動き、楽に声が出てくるのを感じるでしょう。やり方さえ間違えなければ、100%成功します。小さな声もはっきりと発音、発声することが簡単にできるトレーニング方法、「鉛筆一本であなたもいい声になる」

※このコラムは、ヤマハミュージックメディア刊・笠井幹男の「うた声養成塾」(GTC207550)より転載致しました。書籍の案内はこちらをご覧下さい。



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